愛知医科大学病院 卒後臨床研修センター

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センターからのお知らせ

卒後臨床研修センター通信

臨床研修指導医のための教育ワークショップ

~ 研修医にとって良い指導医とは ~

平成25年9月21日(土)、22日(日)の2日間、名古屋市中区栄にある東京第一ホテル錦において、「臨床研修指導医のための教育ワークショップ」が開催されました。この会は毎年行われており、臨床経験7年以上の医師を対象に、厚生労働省の監督のもと、当院主催で開催しています。参加者は22名で、うち学内から16名,当院の協力型臨床研修病院である蒲郡市民病院,名古屋掖済会病院,名古屋医療センター,久美愛厚生病院,総合大雄会病院から6名の参加がありました。
また今回は平成16年度に施行された新医師臨床研修制度のもと臨床研修を修了した9名の若手医師の参加があり、研修医にとって良い指導医とはをテーマに非常に活発なワークショップとなりました。
参加者からは『研修医とのコミュニケーションの重要性』『いろいろな科の先生方と一緒にグループ作業ができて良かった』『新医師臨床研修制度の問題点について具体的に理解できた』などの意見を頂きました。このワークショップに参加された指導医の方々を核に更なる臨床研修の充実が期待されています。


野浪敏明病院長からの挨拶で2日間のワークショップが始まりました。

ワークショップ参加者全員での記念撮影


各テーマに沿ってグループワークが行われました。

配役を決めてロールプレイが行われました。

卒後臨床研修センター通信

愛知医科大学医学部父兄後援会 講演会が開催されました。

平成25年9月7日(土)に名古屋国際ホテルで開催された愛知医科大学医学部父兄後援会 講演会で、卒後臨床研修センターの今村明副センター長、内野かおり医師(血液内科・専修医)、茂木幹雄医師(研修医2年目)、松岡直也医師(研修医1年目)が講演を行いました。各自から卒後臨床研修の現状などについて話しがあり、参加された父兄の方々は非常に熱心に耳を傾けていました。


今村明副センター長

内野かおり医師(血液内科・専修医)


茂木幹雄医師(研修医2年目)

松岡直也医師(研修医1年目)


卒後臨床研修センター通信

~愛知県4大学医学部合同キャリア説明会について~


集合形式でプレゼンを行いました。

平成25年8月11日(日)14時30分から名古屋市立大学病院で,愛知県4大学医学部合同キャリア説明会が開催されました。この説明会昨年から行われており,他府県の医学部に通学している主に愛知県出身の学生さんが,愛知県の初期研修に興味を持ってもらえるよう,名古屋大学,名古屋市立大学,藤田保健衛生大学,本学で共催し,当日はなどから14名の学生さんの参加がありました。参加した学生さんは,主に愛知県出身で他府県の大学に在籍している方が多かったですが,中には2年生から5年生の幅広い年代の学生さんが,夏休み中にも関わらず参加してくれました。説明会は前半は集合形式で各大学からプレゼンがあり,後半は大学ごとにブースに分かれた形式で行われました。
愛知県全体としても研修医の募集定員数が減少していますので,本学に限らず多くの学生さんが愛知県で研修されることを切に望みます。
なお,来年度は当院で開催される予定です。5月には新病院が開院となりますので,ご期待下さい。


卒後臨床研修センター副センター長の今村明先生がそれぞれの学生さんに丁寧に説明されました。

卒後臨床研修センター通信

後期研修プログラム説明会

~ 新しい医療を新病院で共に創造しよう! ~


今村副センター長からの総括説明

平成25年9月7日(土)14時30分から,他病院の研修医を対象に後期研修プログラム説明会が開催されました。
始めに卒後臨床研修センター専任教員の今村明副センター長が総論として当院の後期研修プログラム全体を説明し,その後,各論として参加者が希望する診療科の指導医と直接質問等を行うながれになっており,参加された研修医は熱心に説明に耳を傾けていました。
改めて病院見学等で各診療科の実際を見学することも可能です。
来年5月に新病院が開院となります。どの先生とも大学病院の一員として,教育研究診療に共に当たる機会があることを期待しています。
なお,この説明会は7月から毎月第1土曜に開催されております。今後の開催予定は,最新募集情報をご覧ください。


各科指導医からの個別説明

卒後臨床研修センター通信

内閣府主催の広域医療搬送訓練で研修医がトリアージに大活躍!

平成25年8月31日(土)広域搬送訓練に伴う愛知医科大学病院訓練を行いました。今回の広域搬送訓練は、内閣府主催の総合防災訓練の一環として、大規模災害時における都道府県域を超えた医療救護を目的とし、平成16年以降、毎年全国で実施されているものです。
今回は南海トラフの巨大地震を想定し、愛知県、三重県および和歌山県を被災地として実施されました。午前7時に地震が発生し、午前7時10分に自動待機基準該当のため愛知医大DMAT参集メールが発信され、午前8時にDMAT事務局より各DMAT派遣要請と経過していきましたが DMATの活動とは別に時を同じくして、午前8時30分に愛知医大DMAT活動拠点本部が立上げられました。また同時に愛知医科大学病院災害対策本部も設置され、この本部には病院長をはじめ、看護部長、事務部長、愛知医大DMATチーム4、病院管理課が集合し、愛知医大病院長第1種非常災害宣言を行い、大規模災害マニュアルに基づく活動を行いました。
この中で研修医は職員参集連絡で集まり、班編成、空床確保と外来受入準備に外来受入準備を行い約50名の外来患者受入と二次トリアージ、安定化処置、院内入院・院外転送の選別を積極的に行いました。
災害基幹病院である愛知医科大学病院は、地域の災害拠点の役割を担う一方、県や国との連携のもと今後も防災関係機関相互の協力の円滑化を図っていかなければいけません。10月に行われる総合防災訓練に向けて課題もたくさん出ましたので、一つずつ改善するようにしていきます。



卒後臨床研修センター通信

第8回 愛知医大臨床研修セミナー

~ プレゼンテーション能力の向上を目指して ~

平成25年8月31日(木)に臨床研修セミナーが開催され,研修医1年目の石田雄一郎先生から『視野欠損を主訴に来院した33歳男性』,同じく1年目の芝沙知子先生から『腰痛を主訴に来院した93歳の女性』について症例発表がありました。
また,特別講演として独立行政法人国立長寿医療研究センター皮膚科の磯貝善蔵先生による特別講演『From Bedsore to Bench(褥瘡からベンチに)』が行われ,タイトルとなっている“From Bedsore to Bench”とは、褥瘡を研究していく上でのスローガンであり、実験室でできた成果を現場に活かすという従来の考え方から発想の転換をし、全ては現場の問題を解決するために「現場の褥瘡(Bedsore)に関連する問題を研究室(Bench)で解決する」「ベッドに横たわる褥瘡(Bedsore)患者さんを椅子(Bench)へとADLをあげていく」事がコンセプトになっていると説明がありました。
参加した研修医を始めとする若手医師や医学部学生ら約40名は熱心に耳を傾け,活発な質疑応答も行われました。当セミナーは、研修医の臨床教育の一環として,またプレゼンテーション能力の向上を目指して,今後も年2回(夏・冬)開催していく予定です。

 


研修医1年目の石田雄一郎先生

研修医1年目の芝沙知子先生


国立長寿医療研究センターの磯貝善蔵先生

会場の様子

卒後臨床研修センター通信

早朝カンファレンス

~ 腹部超音波検査研修(腹部エコー研修)が開催されました ~


当日の様子です。

 今年度も4月から研修医のための早朝カンファレンスを実施しています。
 今回は,毎年8月と9月に実施している腹部超音波検査研修(腹部エコー研修)でした。
当日,研修医は朝食を抜いて参加し,指導医の先生に手伝っていただきながら,お互いにプローブを体に当てて画像の診断や,機器の動かし方など感触を確かめ合っていました。カンファレンス後には,お土産におにぎりとお茶が用意されており,研修医はそれぞれ好みのおにぎりを手に,それぞれのローテイト先に向かいました。

 この腹部エコー研修は,研修医のスキル向上を図るため来月も開催する予定です。

卒後臨床研修センター通信

病院長との昼食会book

 今年度も研修医と病院長による昼食会を実施しております。
 この昼食会は平成20年度から開催されており,研修医は年1回参加し,病院長を始め,卒後臨床研修センター長,副センター長及び看護師長等と昼食を共にします。
 今回も研修医から「夜間に緊急呼出があった時に一時的に駐車できる場所がないか」「救急外来の辺りに深夜も利用可能な自販機コーナー(パンやおにぎりなど)があるとよい」「深夜,職員駐車場を利用して帰るが,守衛の巡回は行ってもらえているか」など多くの意見が出ましたが,野浪敏 明病院長は研修医の率直な質問に丁寧に一つ一つ回答されていました。今回の意見に対し,緊急呼出時の駐車場所の確認と周知及び巡回の確認を行い,一部については新病院にて意見を反映させることとなりました。
 この昼食会は毎月開催されていく予定で,研修医から出た意見を毎年1つでも多く,実現できるよう調整を行っております。


昼食会の様子です。

当日はエビフライと若鶏の照り焼きでした。

卒後臨床研修センター通信

内頚静脈リアルタイムエコーガイド下穿刺法に関する研修会book

 当院では,中心静脈穿刺による合併症・偶発性の発生を抑制するため,医療安全管理室の主催で毎年定期的に,内頚静脈リアルタイムエコーガイド下穿刺法に関する研修会を開催しており,今回はその第1回目として平成25年7月22日(月)に開催されました。
 参加者は研修医のみでなく,中堅医師の参加もありました。研修医の14 名は,講義受講からシミュレーターによるトレーニングを受け,ベテラン指導医のもとで十分に安全についてのノウハウを含めて習得しました。研修医の2年間で合計4回の参加が必要で,口頭試問や指導下での実地等段階を経て,認定証の交付を受けることとなります。



卒後臨床研修センター通信

レジナビフェア2013

~ 関東圏のIターン・Uターンの学生を愛知へ ~

 平成25年7月14日(日)に東京ビッグサイト(東京江東区有明)で開催された「レジナビフェア2013 in 東京」に愛知県の保健医療行政の一環として,当院や名大病院,名市大病院,藤田保健を始めとする愛知県病院群26病院の一つとして参加しました。およそ2,200人の医学生の参加があり,そのうち医学部5年生の参加が6割を超えており,早い時期から研修先を検討している実態をうかがい知ることができます。
 当日は,春日井邦夫センター長を始め,今村明副センター長,消化器内科専修医の松本朋子医師,研修医2年目の有沢宏貴医師と茂木幹雄医師など参加スタッフが熱心に説明を行いました。
 今回の説明会では,13名の学生さんが当院のブースを訪ねてくださいました。近隣の名古屋大学,岐阜大学の学生さんを始め,東北近隣の大学や信州大学,山梨大学,神戸大学の学生さんに当院の紹介をすることができました。昨年度のこの説明会での当院ブース訪問がきっかけで,今年度の採用試験を受験してくださった例もありますので,今年度のブース訪問者も,来年度に繋げてけるよう努力していきたいと思います。


          開催前に集合写真

春日井センター長と松本消化器内科専修医も,学会の合い間を縫って説明いただきました。


春日井センター長と今村副センター長のツートップ

研修医2年目の茂木医師も熱心に説明されました。


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