卒後臨床研修センター通信
掲載日:2014.11.27| カテゴリー: センター通信
JMECC
~日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会~
平成26年11月15日(土)に名古屋第一赤十字病院の花木芳洋救命救急センター長・救急部長をディレクターにお迎えして,JMECC(Japanese Medical Emergency Care Course)が開催されました。JMECCとは『内科救急』と日本救急医学会策定の『ICLS:Immediate Cardiac Life Support/2次救命処置研修コース』を組み合わせた講習会です。
内科医を目指す医師にとっては認定内科医の取得は必須であり、それを基本に各臓器別の専門医の取得に繋がります。新しい専門医制度では認定内科医は廃止となり、総合内科専門医のみとなりますが、内科は基本領域専門医に位置付けられ、引き続きJMECCは総合内科専門医の受験要件の1つとなります。
当日は受講者は9名の受講があり,JMECC担当内科の今井裕一腎臓・リウマチ膠原病内科部長から開催にあたっての挨拶があり、一次救命処置、気管挿管と除細動、疾病救急と急変(心停止)への対応等を実習し、そして最後に筆記試験が行われました。午前9時から午後5時半まで途中ランチョンセミナーや休憩を挟みながら,非常に濃い内容が行われました。
本学での開催は今回で2回目でした。今後も年1回程度開催していく予定です。